2005年11月05日

1867年11月5日:正午にエ号は捜索を打ち切るはずであった。

《海底2万マイル》の航“読”記

 ファラガット艦長が11/2に三日間の待機の後に、怪鯨の捜索を打ち切って帰国の途につくことを約しました。期限はこの日の正午です。
で、困ったことがあるんですよ。このあたりは一気に読める部分、いや一気に読まなくてはいけない急展開のところなんで、今まで気が付かなかったんですが、翻訳ではこの辺りの日付けが微妙に違うんです。清水訳では
11/2 約束
で「二日間が過ぎた」ので
11/4 「夕方がきても海底の謎は明らかにされなかった」「あくる十一月五日の正午で、約束の期限が切れることになっている」
で、この夕方ってのは夜の8時なんです。まだ、4日のはずなんです。
そのあとの描写を追うと翌日つまり勘定の上では5日の夜まで追撃を続けるのですが、その日一日を回想してアロナクス教授は11月6日だというのです!
おい!おかしいじゃないか!どうなってんだぁ?

花輪訳では怪鯨を発見するのは5日なんです。
正午に約束が切れて、その後午後八時に怪鯨を発見している。で翌日一日追い回して、アロナクス教授は一日を思い出して11月6日だというのです。
勘定は合うよ。でも、5日正午から午後八時までのことが何も描写が無いのも不自然すぎます。ナットクできない。

原文読めばいいのかもしれませんが、つってもフランス語なんか読めねぇもんなあ。
posted by 周辺人 at 12:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
英語テキストなら
http://jv.gilead.org.il/fpwalter/

っと、URLを紹介するだけ(汗)
Posted by 西村屋 at 2005年11月19日 23:25
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