無理に訳すと“倒立船”とでもいうのでしょうか。《海底三万マイル》の冒頭にも登場するのですが、そこでは木琴とか叩くやつの手元にぶった切った船首をつけたようなデザイン。実在のFripshipはバットの手元に船首を付けたようなスタイルをしています。

船というよりは、横倒しにした海中展望塔です。そのまま現場に運んで、現地(現海?)でバラスト入れて海中に塔を立てる。そのスタイルや倒立のプロセスなんか絵的になかなかSFです。実物はアメリカのスクリプス海洋研究所の一隻しか私は知らないんですが(ひょっとしたら世界で一隻なのかしら?)、日本にも一隻欲しいですね。JAMSTECか海保で保有しないかなぁ?
さて、このフネは船首部分はあくまでも造波抵抗を軽減するためのフェアリングみたいなもので、これは本来、外洋タグなんかに曳航されるものです。
でも、《海底3万マイル》のFlipはひょっとして自航!しているんじゃないかと(笑)。なんでかっていうとブリッジにいる船長さんの脇に舵輪とテレメータがある!。う〜ん、スクリューはどこについているのでせうね?
スクリプス海洋研究所のFlip Shipはこちら(英文)
私の説明なんかよりもここの写真のほうがよほどわかりやすいです。
A giant squid attacking FLIP という衝撃的な?写真もありますので探してみてください。(最初に見たときは魂消ました。2秒くらい)
【追記】
こいつを全長190m直径18mに拡大して、常時潜行可能にしたのが《青の6号》のストリームベースというワケですかね。
西村屋さんのコメントへのレスです。日本は人も組織は生真面目ですから。小林さんのFlipは西村屋さんのさいとで知っていました。スタイルや動きがSFッぽい船でカッコいいですね。
JAMSTECの公式ホームページにこの種の画像は誰も載せないだろうな。
小林伸光さんという方のデザインしたFLIP型、ご存知でしたか?
http://www.interq.or.jp/sun/sf2001/frame01.html