2005年09月02日

木原 均博士

「地球の歴史は地層に、生物の歴史は染色体に記されている」。

 日本が誇る近代遺伝学の創始者の一人、にして種なしスイカの発明者。
 最大の功績はコムギ(正確にはパンコムギ/普通コムギ)の出旨を発見したこと。
門外漢の私には「なんだそりゃ?」なのだが、国際的な評価はそれは大きいらしい。
6000年もパン食っていながら、原料のコムギがいつどこでどのようにして生まれたかは最近までわかっていなかったらしい。
 それを理論的に明らかにしたのが木原博士。1944年、太平洋戦争終盤の頃のこと。麦食民族ではなくて米食民族が明らかにしたというのが愉快ではないか。
 戦後その理論を実証するために(具体的にはタルホコムギを求めて)1955年に中央アジアのカラコルム・ヒンズークシに探検に赴いた。この探険行の話に《海から来たチフス》の健少年は「ついついむちゅうになって」しまう。
 で、帰国後、タルホコムギと二粒系コムギを交配し、普通コムギを生み出すことに成功した。、のだそうだ。

木原均博士についてはこちら田中舘愛橘記念科学館のHPのコンテンツです。

しっかし、この本読まなかったら絶対に追求しなかったなこんなトリビア。
posted by 周辺人 at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 単語帳と人名録
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